ヨガ後のちょっとしたオヤツにぴったり・ピカソル代官山
2015.07.23
隠れ家風のお店がたくさんある雰囲気が人気の代官山。西郷山公園や旧朝倉邸など、自然を感じられる場所も多く、ナチュラルな暮らしを感じさせてくれる街。坂と高台の多いこの地域にある、恵比寿に向かう駒沢通りと旧山手通りが交わる鎗ヶ崎交差点。恵比寿に向かって左手は台地があり、そこから鎗の穂先のように突き出た地形から鎗ケ崎と呼ばれるようになったとか。
かつては遠く富士山も望めたこの交差点、今ではすっかり代官山の大きな交差点として有名になりました。この交差点にまだまだお店が少なくて、ぽつりぽつりと点在していたころからある、街の小さなお菓子屋さんが「picaggol|ピカソル」。騒がしい交差点にありながら、素朴で可愛らしい雰囲気を創りだしています。
1985年、昭和60年にオープンしたこのお店は、添加物、保存料なしの素朴でお菓子のお店。今ではそんなお店も増えてきましたが、当時はまだまだ。「ピカソル」は正に安心安全なおやつ販売の先駆け的な存在なのです。今では自由が丘などにもカフェがついているお店をオープン。でもこの代官山本店は変わらず、素朴で小さなお菓子屋さんとして大人気です。
代官山本店はテイクアウトのみの小さなお店。店内にはまさにその場でお菓子を手作りで作っている現場がみられるのです! お店のショーケースはすべて出来立てほやほや。本当に丁寧な造りが感じられます。
ピカソルの思いはお母さんの素朴な願い
ピカソルの思いは『Be Plain Be Simplicity!』。とにかく素朴に、「本当の自分らしさへの“小さなきっかけ”でありたい」とのこと。今、世の中に溢れているたくさんのモノや情報。そんな余分なものをぜんぶ削ぎ落として、本当にシンプルな「お母さんの愛情」を求めてお菓子作りをしているそう。手間暇をかけ、楽をしない。省かない。そしてそれ以上に、不要なものを加えないこと。季節ごとに作られるお菓子が違うのも、ピカソルの魅力のひとつ。
そんなピカソルで定番なのが「ソフトクッキー」しっとりふんわりの甘さ控え目のお菓子。なんとバターを一切使っていません! 創業当時からのクッキーで、このクッキーの根強い人気が、ピカソルを支えたともいえるでしょう! まんまるで少し大き目の小さ目スコーンサイズ。
この画像はスクリーンショットです。
他にもスコーンやブラウニー、パウンドケーキ、そしてもうひとつの定番「やわらかパンビスケットのクリームサンド」もオススメ。ボリュームがあるカッテージチーズとかぼちゃの生地が美味しいですよ。
どれも本当に素朴でシンプル、季節によってどんどん味が変わっていくので、季節ごとに訪れる楽しみも満載。シンプルで素朴・・・となると味に楽しみがないように感じるかもしれませんが、ピカソルのクッキーは、ひとつで結構お腹がいっぱいになった感じがするほど、ぽってりと味がありますよ。ヨガ後の敏感な身体にも優しいですし、ちょっとしたお夜食にも安心です。ぜひ一度遊びに行ってみてくださいね。