心の内側を身体に聞く! キネシオロジーの使い方
2015.07.22
イタリア大好き! お家でも美味しいイタリアンを作るべく、日々奮闘中♪
カイロプラクティックが土台となり作られたキネシオロジー。このキネシオロジーと私、myoocoの出会いは4年前の夏。雑誌『anan』などで取材されたボディーワーク、ヤムナボディローリングとキネシオロジーとを組み合わせた講座に参加。その中で、「キネシ」という言葉に初めて触れました。
皆さんと同じように、それまではまったく聞いたこともない言葉。キネシオロジーではカイロのように、ひとりひとり筋肉の反応のチェックが行われるとのことで、いよいよ私の番。プラクティショナーの方によるチェックの中で最終的なテーマとなったのが、なんと『一人っ子であることを不自由に思っている自分』!
実はそれまで頭の中では「恋愛のことか仕事のことに反応するかな?」と考えていたのですが、プラクティショナーの方に「違うみたい、なにか他に思い当たる?」と何度も聞かれ、思いつく限り言葉にしてみました。でもどれもノー。
結果的に「家族」というキーワードで引っかかり、そこでようやくテーマが見えてきたのでした。自分が思い込んでいる顕在意識と、深い心のうちである潜在意識には大きな差があったのです。そのことにまず驚き、そしてキネシオロジーが教えてくれる、筋肉と潜在意識との関係性の面白さを実感しました。
この講座以来よくよく考えてみると、ここ2年ほどは一人っ子であることを逆手にとって生活できるようになってきました。そして何より一人っ子でよかったな!と感じている自分にも気づきました。潜在意識のある方向に気が付くことで、いろいろなことがわかったような気がします。
治療法のひとつとして注目されているキネシオロジー
現在、キネシオロジーは流派も色々。医療現場で使うような身体機能にフォーカスしたもの、より一般向けの感情にフォーカスしたもの、教育現場で活用される学習障害の助けとなるもの、など。
そして私の学んだ IH(インテグレート・ヒーリング)キネシオロジーなど、世界60か国以上で200種類以上あると言われています。
アメリカでは多くの4年制大学にキネシオロジーと名のついた学部/学科が設けられ、オーストラリアでは代替医療として保険適応となる場合もあります。
またオリンピック選手や、トップアスリートのコーチ陣もキネシオロジーの知識をもっている場合が多い、という話も聞きます。日本では馴染みのないキネシオロジーですが、海外での認知度は高いようです。
身体に現れる気づかない心の内側を知る方法のひとつ
キネシオロジーとヨガは、どちらともベースが『心と身体はひとつながり』という「心身一如」の考え方。
心の状態がハッピーであれば、背骨がのんびりと伸び、気持ちよく胸が開き、最低限の筋肉で姿勢を保つことが出来ます。
でも、落ち込んだ心の状態では骨盤が後傾し、猫背気味になり、呼吸も浅く、首肩周りは緊張していることでしょう。このように、私たちの心の状態と身体の状態は比例しているのです。
これは姿勢の例でしたが、心に消化されていないネガティブな感情があれば、やはり身体のどこかしらに影響が出ます。トラウマと呼ばれるようなものから、ちょっとしたイライラや不安。それらは身体の不調となって私たちに知らせてくれます。
何が原因で不調が出ているのか? またそれを癒す最適な方法は? と考えた時、キネシオロジーのような筋肉の反応のチェックを使い、自分を探ることはとても有効です。
そして身体調整としてだけではなく、エネルギーワークとしてチャクラや経絡の調整も可能なヨガは、キネシとのコンビネーションが最高と言えます。
身体と心は切っても切り離すことの出来ないもの。自分とういう人間をひとつの形として包括的に感じ、ホリスティックに自分というものを大切にしてあげたいですね。