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自己啓発本を読むのをやめて、ヨガに通ってみる

自己啓発本を読むのをやめて、ヨガに通ってみる

「ポジティブでなければならない!」
「成功せねばいけない!」
「マイナス思考は諸悪の根源だ!」

多くの自己啓発本には、どんなことも前向きに捉えるプラス思考や、強力なポジティブ思考で溢れています。自己啓発本の多くはアメリカで書かれたもの。アメリカは自己啓発大国ともいえます。

日本では生活が欧米化していくのに伴って、経済生活や考え方までも、どんどんアメリカ寄りになりました。のんびり、暢気に、自然とともに暮らしてきた日本人の生活ベースは急激に変わったのです。

そんなポジティブ思考への洗脳に、すっかり疲れ果ててしまっている人、いませんか? 

肯定的な思い込みを「作り出す」ことはできない

ところが実は今、アメリカではこの「ポジティブ思考神話」が崩れ始めています。脳は面白いもので、いくら理性で無理やり「ポジティブであらねばならない」と考え、思い込もうとしても、心と理性が一致しなかれば、肯定的な思い込みはできないということがわかってきたのです。

そして逆に「ネガティブ思考」は、心がそうでなくても考えただけで、脳がその思い込みを受け入れてしまう・・・ということもわかってきました。

そして「ポジティブ思考」であろうとすればするほど、潜在意識は対比物である「ネガティブ思考」にも焦点を当ててしまいます。

これは楽しく前向きに生きていこうとしすぎて、ブレーキを踏みながらアクセルを思いっきり踏み込んでいるような状態。つまりテクニック的に、無理やり「ポジティブ思考」を作り出そうとしても、上手くいかないのです。

すべてを受け入れる力を養う方法

それでも、人生を前向きに明るく生きようとすることは、大切なことです。けれどそれは、無理やりポジティブになることであったり、自分の中にあるネガティブな部分を押し殺し、見て見ぬふりをしろといっているのとは違います。

ネガティブもポジティブも、どちらのバランスも受け入れて、もう少し肩の力を抜いてみること。心を柔らかくし、「今ここ」に意識をおいた「マインドフル」な状態を作ること。

マインドフルな状態で生きることこそが、本来望んでいる「自然に楽しく幸せに生きる」ことを引き寄せてくれます。
そしてヨガの練習には、そこここに「マインドフルな状態」が溢れているのです。

クラスの中で、自分の身体の柔らかい部分、硬い部分、どちらも受け入れて、今ありのままの自分の身体を感じていく。そこにあるがままの自分を受け入れること。そして練習を続けることによって変化していく自分の身体を、心から信じること。

もし本当の意味で、自分の人生を感じ、信じることができれば、無理矢理にまで肩に力を入れて「ポジティブでいなきゃ!」とは、思わないのかもしれませんね。

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