私らしくいられるパワースポットをつくる!
2015.08.16
このところ朝の時間を特に大切にしています。朝の使い方がその日1日を作り出します! 夏はたくさん朝時間が使えて幸せ!
タイミングを計っているわけでもないのに、なんだかピタリと合ってしまう絶妙な関係「阿吽の呼吸」。
何だかよくわからないけれど居心地が良い人との関係「息が合う」。
そして、なんだか居心地が悪い時「息が詰まる」・・・。
古くから私達は呼吸に私達の心と体の状態を乗せています。いつもいる場所、よく行く場所、そこを思い出してみるとどんな気分になりますか?
その場所、呼吸はしやすい??
私にとっては自宅や家族と一緒にいる場所。お気に入りのカフェやレストラン、居心地の良いお店。共通して思い浮かべるのは気持ちよく呼吸が出来る空間であることです。
心と身体が「居心地が良い」と感じていることを図るひとつのバロメーターが呼吸。呼吸は私達の身体のバランスを整えてくれる大切なツール。
もちろん生命として呼吸なしには生きていけませんから、絶えず呼吸はしています。でもその呼吸は、いつも同じペースや深さではありません。
言葉の中にある動作は実際に身体に起っている
居心地の悪い場所にいるときに「息が詰まる」のは、実際に身体が緊張して委縮している状態だから。呼吸は呼吸筋といわれる外肋間筋や横隔膜、首の筋肉などが動くことで繰り返される運動。
身体が委縮し筋肉が縮こまると運動は小さくなり、精神的にもストレスを感じ始め交感神経が優位となり、さらに心拍数や脈拍を上げ、呼吸を早くします。
反対に、居心地の良い場所にいるときは、リラックスして身体が緩んでいる状態。呼吸筋も何の突っかかりも無く動かすことができ、呼吸運動がスムーズに繰り返されます。
私たちの身体は、普段の忙しい生活で交感神経優位になりやすい状況です。精神的に落ち着いた状態を作ることで副交感神経のバランスが整い、呼吸もよりゆったりとした、深いものとなっていくのです。
日常のちょっとしたことで居心地の良い呼吸を作る
居心地が良い人との事を「息が合う」というのは、呼吸のペースがあっているとお互いの呼吸がしやすい状態だから。
実家で飼っている犬でさえも、近くにいる時に彼女と呼吸を合わせているとアッという間に眠りについてしまいます。(笑)
この忙しい都会の生活の中で呼吸をしやすい場所を作っておくことはとても大切なこと。
呼吸を気持ちよくできる場所で私達は真にリラックスをし、私らしくいられるのです。
例えば、毎日帰る、自宅。いつも戻る場所、必ず行く場所は呼吸をしやすい、居心地の良い空間にしておきたいものです。
・清潔にする
・整頓をする
・好きなものを置く
・常に新鮮な空気が入るよう風の通りを良くする
・新鮮な空気を作るためになるべくグリーンを飾る
・一緒に生活している人にとっても居心地の良い場所である
・・・なんてことを意識してみてはいかがでしょうか。
そんな事を意識して作った気持ちよく呼吸が出来る部屋はきっと「私らしくいられるパワースポット」。
一緒に生活している人にとっても居心地の良い場所であれば尚更。お互いが居心地良く生活する事でみんなの息も自然とあっていきますよ。
それでも、この忙しい生活で一切のストレスを排除するのは無理なこと。ストレスだけでなくてもお仕事中の体勢や普段の癖によって私達の身体は少しずつ凝り固まってしまい、少しずつ呼吸しづらい身体になってしまいます。
そんな身体をリセットする為にも、アーサナ練習して身体をまんべんなく動かし、呼吸をしやすい身体を作っておくことも居心地の良い空間を作るポイントです。