長期休暇は瞑想と同じくらい効果がある?!
2015.08.01
暑い日々が続く8月。バタバタとしてきた上半期も終わり、身体も慣れ比較的のんびりしてくる時期ではないでしょうか。海外のように1か月丸々休暇なんてことはなくても、長期の休暇をとるのにぴったりの時期でもあります。日本では恒例の少し長めのお盆休みがある方も多いのでは。
健康とひらめきを生み出す長期休暇
長期休暇はストレスを軽減し、幸福感を増やしてくれることがわかっています。長期休暇を1年間取らない人の心臓発作の危険率が高いことは有名な話です。忙しい自慢やちょっと頑張ることが普通になってしまっている日本の社会では、この時期にしっかり長期休暇をとることが大切。
理想を言えば1年に2回以上の長期休暇が必要だそう。年2回以上長期休暇をとっている人は、張り詰めた緊張感や、抑うつ状態、疲労感などが減ることが知られています。
実は長期休暇をよく取っている人は、運動をし、食事や生活態度にも気を遣う、健康的な人が多いのです。もし長期休暇をとることをためらっているのであれば、そこから健康を見直すことができるかもしれません。
日常生活から完全に離れリフレッシュ
長期休暇はひらめきにも役立っています。一度すべてこのことがリセットされ、脳がリフレッシュされるからです。日常から離れ日々の雑事をまったく考えない時間は、脳にとって「瞑想」と同じ状態として認識されるのです。
長期休暇をとることでなかなか解決しなかった問題が解決するなど、ひらめきが生まれやすくなることは証明されています。ちょっと家でホッとしたりする土日の休暇以上に、日常のすべてから離れ、ゆったりと休むのがポイントです。お盆休みの場合は、ゴールデンウィークと違って帰省する方も多いでしょう。このことはまたとてもプラスに働いています。家族とのつながりを強め、自分のアイデンティティを取り戻すことはもちろん、子供の頃に大切にしていた自分の核となることを思い出すきっかけにもなるでしょう。また帰省は、日常生活では決して会えない人とのコミュニケーションのチャンスでもあります。
帰省せずにひとりで過ごすという人も、ぜひ自分で非日常を作り出してみてください。夏はお祭りや大きなイベントの開催も多く、非日常を味わうことが出来るチャンスがたくさんあります。その土地にしかないお祭りをたどって旅行に出るのもよいかもしれません。もしそれも出来ないようであれば、ぜひヨガをして脳を休めてあげてください。きっとひらめきを作り出せることでしょう。