夏の原動力!カレーに欠かせないスパイス5つ!
2015.08.02
先日カリフォルニア・グラスバレーでのシヴァナンダ上級トレーニングが終了したばかり。ヨガを始めた理由がカレーが好きだったからという生粋のカレー好き。
海の日が過ぎ、子供さん達は夏休み♪ パパさんママさん夏バテされていませんか?
アメリカでの1カ月間のヨガトレーニングから帰国後、日本のじめ~っとした気候に馴染めず、若干力が入らない時がありましたが、梅雨明け宣言後復活! 食欲出てきました! ああ、単純過ぎます。
理由はなんと、カレーを食べたから。
カレーを食べると元気が出るのはどうして?
夏になるとどうしてもカレーが食べたくなる! という方も多いのではないでしょうか。
学生の頃アルバイトしていたインドカレー屋さんも夏は大繁盛でした。
どうしてただでさえ暑い時に汗をかきながらカレーを食べるのでしょうか?
スーパーに行けば様々な種類のカレールーやレトルトが並んでいます。
インド風、和風、地中海風、欧風などなど。どれも考えただけでよだれが・・・
パッケージ裏を見てみると様々な香辛料が書かれています。
香辛料とだけ書かれている場合も10種類は入っているそうです。
そう、暑い夏にカレーを欲するのはこのスパイスに隠されているようです。
代表的なスパイスの効能を見てみましょう。
■ターメリック
日本ではウコンとして知られていますが、カレーの色付けとして使われます。ターメリックにはクルクミンという成分が含まれており、近年の研究では関節炎、アルツハイマーやガンの予防や治療にも有効であることが分かってきたそうです。また、ウコンと言えば飲み会の前に飲むイメージもあるように、肝臓機能の強化と回復に役立ちます。
■クミン
古代エジプト時代から使われているクミン、インド料理の香りづけには欠かせません。この香りが消化器官を刺激し食欲増進させます。またクミンシードには、ビタミンA、B2、C、E、ミネラル、鉄分が多く含まれています。効能としては、腹痛胃痛の緩和、消化促進、腸内に溜まったガスを出す、鎮痛作用などがあります。
■コリアンダー
葉は香菜、シャンツァイ、パクチーとして知られているおりタイ料理などでも使われています。クセがあるため、嫌いな方も多いですが、パクチー専門店があるぐらいファンは多いです。種子は健胃、去痰、解毒作用があり、さらに睡眠作用もあるといわれています。
■ジンジャー(生姜)
すがすがしい清涼感のある香りは夏の暑い日でも食欲を増進させてくれます。生薬としても用いられ、発散、健胃、保温、解熱、消炎、鎮吐など多くの薬効がある為、和食でも欠かせない存在です。
■クローブ(丁子)
強い鎮痛効果と抗菌効果があり、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれます。クローブに含まれるオイゲノールは抗酸化作用に優れ、老化を防止し動脈硬化を防ぎます。消化を促進して胃腸を整えたり、吐き気を抑えたり、身体を温めたりする効能があるといわれています。またクローブは夏のキッチンに出てくるG駆除に有効で、アルコールを混ぜると虫除けスプレーにもなるそうです。
いかがでしょうか? 上記は一部ですがたくさんの効能があり、食欲増進、消化促進はほぼすべてに含まれている為、本能的にカレーを欲する理由がわかりますね。
おすすめは旬の夏野菜を大きめに切った夏野菜カレー。タマネギで甘みを出してトマトやナス、オクラやピーマンで野菜もたくさん摂りましょう。ナスとひき肉のキーマカレーも美味しいですね♪
夏はまだまだ続きます。カレーを食べて汗をかき、美味しくクールダウン。
温かいものと涼を上手に組み合わせて楽しく過ごしましょう!
次回はおすすめのカレー屋さんをご紹介します。お楽しみに★