ジヴァムクティヨガ:ビッグブラザー(政府や有力者)が全ての人を監視している
2018.11.10
written by SAMI:あらき さみ br>
だんだんと寒くなってきましたね。アサナプラクティスで内側から整えて冬越えをしましょう。
だんだんと寒くなってきましたね。アサナプラクティスで内側から整えて冬越えをしましょう。
ジヴァムクティヨガ:ビッグブラザー(政府や有力者)が全ての人を監視している
yadā yadā hi dharmasya glānir bhavati bhārata abhyutthānam adharmasya tadā‘tmānaṁ sṛjāmy-aham
BG IV.7
正しい事が減退し、正しくない事が持ち上がっている世の中であっても、慈悲と慈愛の神はいつでもバランスを与えに現れる。
バガヴァッドギータ 4-7
AIに引き続き、ソーシャルネットワークやインターネットのお話、そして、集団的思考と個人の創造性についてです。
ヨガの学びは外へ向かうものでは無く、内側へ向かっていくもの。
従ってヨガを深めていけばいくほど、自尊心を伴った責任感が必要となります。
内側へ向かう作業ですから、そこにはプライバシーも関わってきます。
Big brotherは、イギリスのジョージ・オーウェルが著した「1984」という小説の中に登場する架空の人物です。
小説の中でBig brotherは政府機関の先導者としてテレスクリーンという装置を使って全国民(舞台はオセアニア)を監視します。
街中には” Big brother is watching you”という言葉と共にBig brotherとされる人物像が描かれたポスターが貼られます。
デイビッド先生は、現代はインターネットやクレジットカード、心臓モニタリングの移植片など、小説の1984と手段は異なるかもしれませんが、Big data監視下におかれた時代であり、このようなサイバーフィジカルシステムは、プライバシーのいかなる可能性をも奪うように思われると言っています。
そのような事実に対しても大して気にとめないかもしれませんが、ビッグデータを利用する人たちにとっては大変な情報量です。
またこのようにも言っています。
ヨガのクラスは、現在という現実の時間に、そこに現存している人たちと行うグループ活動です。
そして、それによって自己中心的なことへの視点から離れ、お互いがユニークで宇宙的な存在であるということを喜び讃える時間を与えるのです。
ヨガのクラスでは、私たちは超意識のもとで共に動きます。
ヨガのクラスの人の集まりはインターネットのような物からの解放という安心感を与え、それにより知覚の扉を開くことを許容出来るようになるのです。
ヨガの練習は神と献身者の間で行われる対話なのです。
ここで言う献身者は、devoteeという言葉を訳しています。
神に対してのdevoteeなので献身者としていますが、devoteeそのものの意味は、何かに対して強く集中していたり、適合していたり、その為に断念していたりする人という意味を持ちます。
どうでしたか?
ヨガには沢山の学びがありますね。