キャンドルの灯りがつくる、心に効かせるヨガの魔法
2016.10.04
11月20日(日)16:00よりワークショップ『心に効かせるキャンドルヨガ』開催!!TAKI厳選の「プレゼントキャンドル」付きです。お楽しみに。
ヨガをしている人なら「キャンドルヨガ」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。
ヨガと一口でいってもたくさん種類や流派があるように、「キャンドルヨガ」も内容は様々。
例えばキャンドルの本数。たくさんなのか1本か?
その日の夜のムードだけを楽しむものもあれば、より実用として浄化の炎として利用するのか。
その中で繰り広げられるヨガのスタイルは? ゆったりとしたもの?それとも・・・
意外にもたくさんの種類があります。
ヨガをするときにキャンドルに灯りをともすわけ
ヨガの指導を始めて、一番最初にやりたいと強く思ったクラスが、実は「キャンドルヨガ」でした。
それは私にとって、キャンドルもヨガもどちらも大切な心の安定剤だから。
ずっと昔、仕事もプライベートも思ったように行かなくて落ち込んだり、ストレスが溜まっていた時期。
友達と会う元気もなく、家にいても何もする気にならない・・・。
そんなとき、部屋に置いてあった小さな間接照明と、ほのかなキャンドルの灯り。
そして大好きなお香を焚いて、ちょっと心静かに眺める時間が、とても居心地良いものでした。
そのときはまだヨガとも出逢っておらず、朝から寝るときまで、ずっと頭の中に悩みごとや考えごとがぐるぐると巡り・・・。
日々まったく余裕がない状態でしたが、そうしてキャンドルの灯りがゆらめいているのを眺めていると、自然と頭のザワザワが落ち着いて、リラックスできたのでした。
キャンドルの灯りのもつ力
キャンドルの炎は「1/fゆらぎ」というリズムで揺れています。
「1/fゆらぎ」は木漏れ日、川のせせらぎの音、蛍の光り方など、私たちが「癒し」を連想する自然現象にしばしば見られます。
この灯りを見たり、そのゆらぎを感じていると、自然に人の鼓動も同じリズムになり心が落ち着きます。
そしてもうひとつ。キャンドルの温かいオレンジ色の光にもその秘密があります。
この色が副交感神経を刺激して、心も身体もリラックスした状態へと導いてくれるのです。
ヨガを始めてからはキャンドルを灯さなくても、その時々の自分と向き合うことで心の中の「ゆとり」余裕を取り戻すことが出来るようになりました。
それでもときにはやっぱり、キャンドルの灯りを眺めてみるのです。
そしてその中にある、優しいゆらぎと柔らかさに癒されます。
私にとっては、ヨガとキャンドルの組み合わせは、最高の組み合わせ。
ヨガで得られる解放感と、キャンドルの灯りによってもたられるリラックス効果。
互いの相乗効果によって、より深い瞑想状態へと到達することが出来ます。
リラックス状態へと導いてくれるキャンドルの灯りが揺らめく空間で、ヴィンヤサでダイナミックに動くこと。
そうして自分の内側に集中し、深く穏やかな瞑想の時間を迎える。
そんな体験を通して生まれる感覚は、言葉では言い表せないほど、新たな境地へと導いてくれるのです。