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幻想と魅惑のインド音楽の音階「ラーガ」

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皆さんはインドの音楽を聴いたことがあるでしょうか? インド音楽は、多くの楽器とともに演奏されることの多い、華々しくとてもオリエンタルなイメージを持つ音楽。その独特のリズムはもちろん、シタールの繊細な旋律に魅力を感じる方も多いようです。

インドの伝統音楽は大きく北と南に分かれます。中でも北インド発祥の音楽は楽器を中心として発展していきました。まずはインドの各地で古くから歌われていた歌や、美しいメロディなどを集め、それを基にひとつの規則を創りました。

こうして広いインドでそれぞれの民族が持っていた様々な独特のリズムや音を集め、まとめていったのです。最終的にはそれらを洗練させていき、ここで初めてインド音楽独特の「ラーガ(音階)」が生まれました。

学校で習った音楽の授業を思い出してみましょう。授業で習う音は、西洋音楽の「ドレミファソラシド」。まずはどの音から始めるかを決め、さらに音を並べるときに半音上げたり下げたりして一定の法則を作っていきます。

このように音を一定の法則で並べたものが「調」。例えば音楽の授業で聞いた「ハ長調」や「イ短調」といったものです。並べて連続した音を、上がったり下がったりするときの動きの法則です。ラーガにも、「ブーパーリー」や「ドゥルガー・カリヤーン」など、名前がついています。

この一定の音の並びに対して、インド音楽の場合は動きにも法則があります。「ドレミファソラシド」と音程が上がって行くときと、「ドシラソファミレド」と音階が下がってくるとき、音が違っているものや弾いて良い音が決まっている場合があるのです。つまり行動パターンの違いです。

この一定の規則を含めてつくられる音の並び、音階が「ラーガ」です。ラーガは、始めの主音、使える音、上がり下がりの行動パターンの3つの組み合わせによって、無限に生まれてきます。

インド音楽の音階はときには1万あるといわれ、良く知られているものだけでも500以上。そしてその中の200ぐらいが今でもよく聞かれています。

演奏者は、この一定の音階の規則を守りながら、メロディーを自由に作成、つまり即興演奏していくのです。ラーガそれぞれには、感情や想いなどさまざまな意味があるのですが、音の使い方は自由。ひとつの固定されたメロディを奏でるのもよし、自由に演奏するのも良し。

その時々の気分や環境に合わせ、心のままに即興で演奏する。インド音楽の奏者の多くが、瞑想状態になっていくといいます。同じインドで生まれ、ひとつの決められた動きや形の中で、自分で自由に動いていく姿は、少しヨガに似ているのかもしれませんね。 

2015年9月19日:加藤貞寿 インド民族楽器18弦シタールLIVE 開催
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