世界を動かすひとりひとりの祈り『シャンティ|shanti』
2015.08.06
世界を動かすひとりひとりの祈り『シャンティ|shanti』
ヨガの持つ独特の「平和感」穏やかさに魅かれている方も多いのではないでしょうか。
今日、8月6日は世界で初めて、大量破壊兵器として原子爆弾が投下された日。日本が唯一の戦争被爆国であることは知っている人が多いものの、残念なことに、広島に原爆が落とされたこの日を答えられない人が増えているそうです。
第二次世界大戦(太平洋戦争)末期の1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、アメリカ軍により広島に対して原子爆弾が投下されました。実戦で使われた世界最初の核兵器でした。
これに続き、9日には長崎へ。その悲しい被害の大きさは、日本人なら一度は耳にし、目にしたことがあることでしょう。そして続く15日に日本は、正式に終戦の日を迎えました。
世界が望み、憧れる「平和」
インドには、絶対的な平和主義者として戦い続けたマハトマ・ガンジーが、実際に平和を通して強く活動を行いました。『平和』の感覚がひとりひとりが違ったとしても、世界で誰もがこんなにも望み憧れる「平和」という存在。
サンスクリット語では『シャンティ|शान्तिः』が『平和』と訳されています。でも実際にはシャンティはもっと多くの複雑な意味合いを含んだ言葉です。 シャンティは実はもっと日常にあるもの。シャンティは「静寂」や「至福」をも意味し、そのすべてを含んだ意味合いで『平和』と訳されているのです。そしてシャンティは「祈り」とも訳されます。