よりシンプルに自分に向き合い、自分を満たす空間
2015.07.19
ホットヨガや岩盤ヨガをはじめ、ヨガを取り巻く周辺に、たくさんの設備を備えたヨガスタジオが増えてきました。ときには海外を思わせるようなラグジュアリーなラウンジなどが充実している場所もあります。
それはとても便利ですし、ときにはリフレッシュした気持ちを連れてきてくれます。でも本当にそれがなければ、「ヨガ」はできないものなのでしょうか。
『ヨガスタジオ代官山Plesure|プレジュア』では、まずヨガをするためだけの、よりシンプルな空間を考えました。それは、ただ快適なためだけのヨガスタジオでなく、その場で刻を過ごすことで、ヨガとはどんなことだろう? を感じられるように、いろいろな考えをぎゅっと詰めてあるのです。
自分をリセットし、自分に向き合うための空間
プレジュアでのヨガは、自分の幸せを探すためのツール。そして幸せはひとりひとり違う、自分の中にあるものです。だからスタジオという場所は、目の回るくらい次々移り変わるアグレッシブな状態から離れ、ひとりひとりが自分の内側にしっかり向き合うための時間と空間でありたい。
そんな願いから、まずは「白」にこだわりました。鏡もなにもない真っ白な壁、真っ白な床、真っ白な天井。白は自分を複雑なモノから遠ざけ、浄化や誠実を意味するシンプルの象徴。
ほかのものに目がうばわれることのない、白いシンプルな空間で、ヨガをツールに、自分という存在としっかり向き合うことができるのです。白は自分の幸せの土台の始まりの色。スタジオに通ううちに、そんな風に思えたら最高のリフレッシュになるかもしれません。
誰もがつながりを感じ、誰もが出逢える空間
そしてヨガとはサンスクリット語で「yuju:つなぐ」から生まれた言葉です。自分に向き合い、そして自分を尊重していくことはとても大切なこと。けれどそれは、自分勝手であるということや、周囲のことを顧みないで良いということではないのです。人はひとりきりでは生きていけません。
まずは静かな中で自分をしっかり見つめ、自分とつながりを感じ、けれど同時に、誰もが誰かとつながれる、触れ合うこともできる空間でありたい。それがきっと自分自身とのつながりも強めてくれるから。
プレジュアというスタジオに訪れ、講師と出逢ったことが単なる偶然ではなく、一期一会を大切にできる距離感。大きすぎず小さすぎず、スタジオの中でのすべての出逢いを大切に出来る空間。
空間自体が自分に向き合うこともでき、それでいて皆でコミュニケーションもとれる距離感。そこで大人数のスタジオではなく、少人数で向き合える空間サイズを選びました。
いま、ここにある自分を見つめ、誰かに頼るのでもぶら下がるのでもなく、けれど孤独とは違う。『ヨガスタジオ代官山Plesure|プレジュア』では、どうすれば自分で自分を満たせるのか? の小さなヒントが待っている、そんな空間になりたいと願っています。ぜひスタジオでの時間を、上手に活用していってくださいね。