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ヨガニードラ ―「内なる安らぎに自ら気づく」

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atuko-corumwritten by ATSUKO:井上 敦子
頑張ることは、とっても大切。でも頑張りすぎるのは、いらない。
ヨガニードラ ―「内なる安らぎに自ら気づく」

「ヨガの先生だからリラックスするのが得意」
そう思われがちですが、かつて私はとても緊張が強いタイプの人間でした。
最初から「リラックスするのが得意」であれば、リラクゼーションや自己を解放するためのヨガを、こんなにも真剣には伝えていないと思います。

私はヨガ講師になる前の15年間、会社員として働いてきました。
ですがその会社員生活は、今働いている皆さんに誇れるような内容のものではありませんでした。

就職してしばらくした頃、大きなプレッシャーのかかる仕事を任されました。
しかし、そのストレスから過呼吸になり、さらに不眠症も患って、休職を余儀なくされました。

そんな休職中の私を襲ったのは、とてつもない敗北感でした。

社会から取り残された感じ。
自分が弱いから、能力がないから、ドロップアウトしてしまったのだ! 
そう自分を責め、自分は生きる価値がない人間だ、と考えるほど追い詰められて日々を過ごしていました。

そんなとき私を救ってくれたのが、他でもないヨガだったのです。

頑張ることの方向性

時に休職しつつも、私はなんとか、会社員として自立した生活を送っていました。
それでも常に、自分は社会不適合なのではないか・・・と感じていました。
そして社会に適応するため! と信じ、自分に強いていたことは『とにかく頑張ること』でした。

それでも私はヨガに出会っていました。
そしてヨガを通して『頑張ること』に対しての視点を変えることが出来たから、38歳で退職を決断するまで、会社員としての生活を放棄することなく続けることが出来たのだと思います。

人は誰でも大なり小なり・・・かつての私のように病的ではなくとも、流れを阻害してしまう塊のようなものを内側に抱えて生きているのだと思います。

ヨガの練習を行っていくひとつの目的は、その固さや塊、思い込みや規制を外していくことにあります。

呼吸やアーサナは、身体の固さを柔らかさに導き、塊の解放を手伝ってくれます。
そしてこの「ヨガニードラ」こそ、もっと繊細な部分、感情や心といった奥深いところの解放をもたらしてくれるのです。

自分らしさは、自分の内側にある

実際に私は「ヨガニードラ」の練習により、10年以上手放すことの出来なかった睡眠薬を手放すことが出来ました。

ヨガに出会い、講師という立場になり・・・私は今、人生に対してとても前向きに取り組んでいます。
以前は「逃げ場」であったマットの上が、今では日常の延長線上に存在しています。

講師として願うことは、ヨガを実践する方々がヨガを通じ、自分らしく生きるすべを見つけていただきたいということです。
既に自分らしくあれているのであれば、もっと奥深いご自分を発見することを楽しんでいただきたいということです。

それがもちろん、どんな種類のヨガでも良いのです。
ですがもし、私と同じような「頑張る方向性」で苦しんでいるなら。

そして、「ヨガニードラ」が必要かも知れない・・・と感じたなら、ぜひ「ヨガニードラ」の練習をしていただきたいと思います。
皆さんがわかりやすく「ヨガニードラ」を手にできるように、自分も講師として更に成長する努力をしています。

そして、経験と自分の学びを使って、皆さんの歩みの手助けをしていくことが、今の私の最大の喜びでなのです。

   

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