SOU：古町 奏

プロフィール

souyoga代表／FtMトランスジェンダー（Female to Male）／GID（性同一性障害／Gender Identity Disorder）

子供の頃から性別違和を感じて育つ。年齢を経るとともに、自分の体と男性との身体の差・体格の差・力の差がはっきりし、自分の身体のどうしようもない現実に気づく。自分を殺し、周りと社会に合わせ、なんとか女性として生きようと必死で試みる。大学では地球環境と資源について学び、緑豊かな山梨にて、念願の地産地消、無農薬、手作り、食育を重視する自然学校に就職。大好きで自由なキャンプ生活など、自然に囲まれた望みの仕事の中でも、自分を騙し、性別を偽って生きる自分に心身がどんどん疲弊する中、ヨガに出会う。

苦しみを生んでいる自分自身の「性同一性障害」と向き合う決心をし、長い勤めを退職。東京に帰り、性同一性障害を含めLGBTやマイノリティ問題に理解のある飲食店で働く。しかし、飲食店ならではの長時間労働と過酷な人間関係に再び苦しめられる。性同一性障害や人間関係など、自分ではどうしようもない現実や感情、思考の渦の中でも、ヨガをすることで溜まっていた悲しみや悔しさ、怒り、疲労感など、すべてが体外へ吐き出され、心の緊張や不安が溶けていくのを実感。さらにヨガを深め、いまここに確かにある体の感覚に意識を向けることで、自分を見失わずに生きていけるようになり、次第に安定感が増し、大きなヨガの柱ができる。

あるゆる人にとってヨガが支えになると確信し、ヨガ講師として指導を開始。自身の経験から、心理学、筋力トレーニングなども学び、多面的に人の心身のケアを目指し「souyoga」を立ち上げ、マイノリティならではの悩みにコンシャスに対応。楽しみながら自分自身の身体と心を見つめるクラスを展開中。

・日本ヨーガ瞑想協会　200時間ヨーガ指導者トレーニング(綿本彰)修了
・シニアヨガ指導者養成コース(岡部朋子)　修了
・日本ヨーガ瞑想協会　登録講師

メッセージ

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