心がふさいで眠れないときは -眠れぬ夜の対処法
2017.07.18
僕は、しんどいとき、落ち込んでいるとき、調子が出ないとき、そんなときこそ(も)ヨガをして欲しい。そう願っています。
ヨガには、癒され満たされ幸せに生きる、そのための知恵が満載です。僕はヨガで癒され元気になりました。なかでも、トップ写真の『石ころのポーズ』は僕の回復ポーズ。
今しんどい中にいる方が、癒され元気になれますようにと、いつでも、石ころヨガ講師は願っています。
眠れないことが起こす悪影響
突然ですが…眠れない時、みなさんはどうしますか?
幼いころから寝つきが悪い僕は、布団に入っても2~3時間寝付けないということがよくありました。下手すればもっと。
副交感神経へのスイッチ切り替えがうまくできず、ぐるぐる頭の働きを止められない。副交感神経が優位にならないと、内臓の機能も活発になりません。
僕の胃腸の調子が長らく悪かったのも、寝つきが関連しているんでしょう。寝不足になるとすぐ下痢になることがあります。
寝つきが悪いと結局、深く休めていないので、朝もすっきり起きられず。ものすごくだるい朝を迎える。覚醒できない。その後もだらだら10時間くらい布団にいても、体はだるいばかり。
以前、看護婦さんに、お笑い芸人の方などのよく笑う人が寝つきが悪いと悩んでいる方が多いと聞きました。
僕もよく笑うときあります。笑うと免疫力上がるって言いますが、寝る前は控え目に!?なんでしょうかね。夏になって、暑くて寝苦しく、蚊に起こされる(既に今年3回、起こされました)ことも。
眠れない夜にはなにをする?
睡眠対策、これまで生きてきて、とにかくいろいろ試しました。
ホットミルクを飲む…アロマの香りでリラックス…じっくりストレッチする…寝る少し前に間接照明に切り替える…朝日を浴びられるようにカーテンを開けておく…などなど。
ときにはマイスリーという弱めの睡眠導入剤を使用することもあります。今でもこれがあると、とても安心できます。いろいろ試して2時間くらい眠れないなと思ったら飲んでいます。でもこれは最終手段。できれば薬に頼りたくないのが本心です。
そんな僕が、いろいろ試してよかったと思うものを、ここで紹介します。
①片鼻呼吸法 (ナディショダナ)
こちらが僕がお世話になっている、ハートオブヨガ講師、小野洋輔先生のユーチューブ動画。
交感神経と副交感神経をバランス良く誘引し、整えていく効果があります。あまりにも覚醒してしまっているときは「左鼻で吸って、右で吐く」だけを繰り返すのもGOOD。もちろん布団の中でやってOK。
手が疲れてきたときは、なんと手を使わないで「左鼻で吸っているイメージ、右で吐くイメージ」だけでも僕は眠気が来ます。
でも…鼻が詰まっているときは、タイガーバームなどを塗って、通りをよくしてます。
②吐く息をちょっと長くする
これも吸う息が交感神経を優位にする
吐く息が副交感神経を優位にする
ということから、苦しくない範囲で、ちょっと長くしてみる。
③体が動かせそうなら、猫のポーズ(猫牛)で背骨を緩やかに動かす。
④腸マッサージ
内臓機能手助け。夏場で食欲が低下している方へもお勧め。
僕の友人の鍼灸師&柔道整復師の友人によると、ポイントは、ゆっくり押して、ゆっくり放すこと。それと強く押しすぎない。ゆすらない。
夏に疲れてしまっているかもしれない大切なお腹なので、優しくそっとマッサージしてあげてください。膝を曲げて、おなかをゆるめつつ押すのもいいそうです。
とはいえ…出来るのなら『昼間にできるだけ体を動かす』のが有効かもしれません!
全身を適度に疲れさせる。全身を伸ばす…そう…ヨガなんていいんじゃないですかね!