ジヴァムクティヨガ ─ クリスマスに欲しいのは前歯2本だけ
2018.12.14
インドの神様サラスヴァティは日本では弁財天として知られています
─ Sarasvati Vandana
ジャスミンの花か、もしくは月か、雪のように白い花輪を身につけた女神サラスヴァティよ、純白な服で着飾り、手は弦楽器ヴィーナと祝福の所作で飾られ、白い蓮華の花に座り、あらゆる神にはもちろん、ブラフマ、ヴィシュヌそしてシヴァに永遠に崇拝され、マインドのあらゆる鈍さを取り除く女神- どうか私を守り、私に自己認識(ブラフマ ヴィディヤ)を学ぶ受容性を与えてください
─ サラスヴァティ ヴァンダナより
今年最後はデイビッド先生より、サラスヴァティのこちらのマントラで始まりました。
美しいマントラですね。
ユーモアたっぷりのデイビッド先生は23世紀の頃の話を取り上げています。
そのお話は、23世紀までの間に地球の動物や人が姿を消し、生き残りの人たちが今とは異なる生活をしているというもの。
そして、そのお話の最後にはこう書かれています。
今ある生活に感謝して、この、生活であり、人生である時の中で自己の本質を成し遂げることができるように祈るべきではないか。と。
大気や気候には変化があり、変化は生命の本質なのです。
変化に抗うことは生存を可能にする選択ではありません。
人も植物も神でさえも産まれてそして死を迎えるという変化の中にいます。
この変化という事象の中で大切に時を過ごすことで、変化からアートフルでポジティブな最期へと向かうのです。
自分の本質を探求することは、生死という範囲ではない宇宙意識を探求することなのです。
サラスヴァティは、私たちを自身の本質へと導くことの出来る女神です。
知識、芸術、音楽、学問、言語そして美徳の女神とされています。
自己の本質への探求はアートフルな人生と言うことも出来ます。
気候変動は現実に起きています。
そしてこの気候変動は私たちを未知なる未来へと導いていきます。
アートフルな生き方は実際、気候変動もより良い日にすることの出来る生き方なのです。
どうでしたか?
ヨガには沢山の学びがありますね。
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こちらのコラム、来年から少しお休み致します。
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