ヨガで感じる目と脳のリラックスのためのアイピローの効果
2017.01.24
新しくプレジュア講師の一員となりました! 元家庭科教師の力から皆様に身近なことからヨガをお伝えしたいと思います。
ヨガはもちろん、就寝前のリラックスタイム、そして眼精疲労や頭痛のときにも、私はアイピローを活用しています。
ヨガでアイピローを使う目的は、まず光を遮るということ。
私たちは視覚から多くの情報を収集しています。
視覚に入る情報を遮ることで目を休ませ、同時に脳も休ませます。
周りの光が遮られ、ふぅと身体の力が抜け落ち着く感覚は、なんとも言えない瞬間です。
そしてシャヴァアサナやレストラティブヨガのときはリラックス効果をより深く実感したい瞬間です。
そんなときこだわりたいのが、アイピローの「重さ」。
私は普段、のせている感覚がなくなるくらいの軽いアイピローを好んで使っています。
最初はふんわりと重みを感じていても、身体の力が抜けるとともにアイピローが身体と一体化し、あるようなないような感覚になっていきます。
さらにシャヴァアサナから身体を真横に倒したとき。
頭が自然と傾き、ストンと目の上からアイピローが流れ落ち…目の疲れがアイピローともに大地に流れ落ちていくような…そんな感覚もたまりません。
そしてヨガでアイピローを使う、もうひとつの大切な目的は、アジュナチャクラへ深い安らぎを与えることです。
アジュナチャクラは眉と眉の間、眉間から3〜4cm内側の頭の中。
ちょうど目の玉の後ろあたりにあります。
アイピローをのせることで、目から入る光の量を物理的に一度減らすことで癒やし、休ませるのです。
そもそも私たちは、日々目を酷使しすぎています。
仕事でのパソコン、頻繁に見ているスマートフォン…目が疲れる機会も増えていますね。
疲れ目を放っておくことで眼精疲労やドライアイになったり、そこから肩こりや頭痛なるのを、私は体感したことがあります。
疲れ目を悪化させないために、目の筋肉をやわらげ、脳の内側から、より深いリラックスを与えていくことが大切。
アイピローを使うのに慣れていない方でも、シャヴァアサナの短い時間から体感してみてください。
動きたい衝動がやってきても、それを少しやりすごし、じんわりとアイピローの重さを楽しむのです。
自然に日常の疲れを和らぎ、自分自身で深いリラックスを与えることができるはずです。