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「頑張る」と「頑張り過ぎない」の間が心地よい

ayumiwritten by あゆみ:こうは あゆみ
10月より新たにPlesureにて木曜日の夜、身体、心をほぐしていく「ととのえヨガ」を担当します。
「頑張る」と「頑張り過ぎない」の間が心地よい

頑張ることにも種類がある!?

心地よく頑張ること
この言葉は以前、女性の身体について勉強に行った際に、講師をされていたバースコーディネーターの方からいただいた言葉です。
もう少し詳しくいうと、「30代以上の女性は、頑張る時も心地よく頑張らなきゃダメなのよ」という言葉でした。

女性は、ストレスなどによって自律神経のバランスを崩すとホルモン分泌も乱れ、身体や心に影響を受けるので、特に30代以上の女性は頑張る時も心地よく頑張ることが大切になってくるというお話でした。(女性の心と身体についてのお話は、また別の機会に・・・)

その言葉を聞いたとき、深く納得したことを覚えています。

私たちは、文化的にもどこか頑張ることが美徳だと思っています。
もちろん頑張ること自体は素晴らしく素敵だけれども、大人になるとただがむしゃらに頑張るだけでは、逆にマイナスに作用してしまうこともありますよね。

頑張るだけ頑張って、気づいたら倒れちゃったりとか・・・
完璧を目指して頑張ってたら、心のバランスを崩したりだとか・・・
大なり小なり、皆さん経験があるのではないでしょうか?

私もそんな一人です。

頑張らないとダメだ! 
この言葉に出会えたときは、ちょうど頑張るだけでは身体が悲鳴を上げ始めた頃。

「頑張ることにも心地よさがあるんだ」と、目から鱗がポロリポロリと落ちていきました。
ですが、頭で理解はしていても、一度身についた頑張り過ぎるクセを取るのは、簡単ではありません。(思考も何十年と積み重なってつくりあげられています)

最近になって、ようやく適度に頑張らない自分に出会える機会が多くなったり、時には頑張らない思考の自分にOK!と思えることが増えてくるようになってきました。

「それはなぜか?」と振り返った時に、その答えが「ヨガ」の中にあったのです。

アーサナは心地よい頑張りを探すための最適なツール!

ヨガのアーサナは、まさしく「頑張ること」と「頑張り過ぎないこと」の間を見つけていくような作業です。
身体をリラックスさせたい時でも、すべてをリラックスすると何も気持ちよくなかったり、下半身が頑張っているから、上半身は伸びやかでいられたり。下腹部を軽く引き締めることで、全身の安定感を得られたり・・・。

まさに、〝頑張ること″と〝頑張り過ぎないこと″の間のバランスを見つけた時、私たちは心地よさを感じられるのです。
もちろん、頑張ってみることはとっても良いこと。でも、頑張り過ぎていると感じたら少し頑張らないことを選択してみる。力を抜けるところを探してみる。

全身全霊で頑張っている時は、呼吸も浅くなりがちです。心地よいバランスを見つけた時、私たちの呼吸はグッと深まっていきます。

ヨガの時間を通して、「頑張ること」と「頑張り過ぎないこと」の間の自分自身を見つけてみましょう。
その体験が、日常でもあなたを心地よい頑張りへときっと導いてくれるはずです。

毎日をより楽しく過ごすために、心地よく頑張るというスパイスを自分へプレゼントしてみませんか?

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