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ヨガと日本の季節 —立春

KUMIKO
written by KUMIKO:石下 久美子
新しいことがはじまりそうな春の季節。この春は、自分の身体と心の観察をはじめてみませんか?

 

ヨガと日本の季節 —立春

日本には豊かな季節の移り変わりがあります。

季節による自然の風景や食の変化は、昔から日本に暮らす人々の生活に深く関わってきました。

そして私たちの身体は少なからずその影響を受けています。

「立春」は春のはじまり。
今の暦では、2月4日〜2月18日ごろになります。

春は芽吹きの季節。道ばたをちょっと観察するだけで、色々な植物が芽を出していることに気がつきます。

この頃になると梅が咲き始め、ウグイスの声が聞こえはじめます。

まだまだ寒い日もあるけれど「春がきた!」と感じる季節。
新しいことを始めたくなる季節でもあります。

分かりやすい春先の心と身体のギャップ

そしてこの季節に気をつけたいキーワードが
「真冬のように寒い日がある」
「新しいことに向かう、わくわくする気持ち」
のふたつ。

心はオープンになりつつあるのに、身体はまだまだ冬のこわばった状態のまま…。

あるいは逆に、身体は春に向けてあたたまりつつあるのに、突然寒い日が訪れると「やっぱり外に出たくない」と引きこもってしまう心。

心と身体がすれ違うと、そこにストレスが生まれます。

ヨガで季節を見直してみる

日常生活の中で心と身体のすれ違いを感じることもありますが、季節の変化に伴うすれ違いはとてもわかりやすく感じます。

「元気に外へ出かけようと思っていたけど、今日は寒くて雪が降りそうだから外に出たくないな。」

「今日は家でゆっくり休もうと思っていたけど、雲ひとつない晴れだし、ぽかぽか陽気だから外に出かけて思いっきり動こう。」

気候や天気によって、行動が変わることはありませんか?

その変化をただ見つめることも良いと思いますが、せっかくなら日本の四季を楽しみながらも気候に振り回されずに、1年を通して快適な心身でいたい。

そのためには季節ごとに少し、身体との向き合い方を変えてみると良いかもしれません。

変化を軽やかに受け入れる

季節は変わるからこそ魅力を感じますし、私たちの身体も季節や年齢に伴い変化していくものです。

生活や安全な暮らしのために気候や天気を受け入れ、合わせることもありますし、予定外の外出がリフレッシュとなり結果として良いこともあります。

変化に逆らうのではなく、上手に付き合っていく方法を見つけられたらいいなと思います。

変わるものと変わらないもの。その時々の季節や環境に対応することで、ぶれない中心(自己)を確認する。季節や環境に依存しないで過ごす。

それが結果として、ストレスをためない心と身体につながっていくのです。

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