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ジヴァムクティヨガ ―マジックテン、そしてそれを超えて

samiwritten by SAMI:あらき さみ
毎日の繰り返しを良い習慣にすることが鍵です。

ジヴァムクティヨガ ―マジックテン、そしてそれを超えて

シャロン先生は、いつも、ゆっくりと分かりやすい単語を選びながら話してくれるので、トレーニングの最中も比較的理解がしやすかった印象があります。

マジックテンは、ジヴァムクティヨガで行うアサナプラクティスのシークエンスのひとつとして紹介されているもの。
今年の初め『MAGIC TEN AND BEYOND』という本が、シャロン先生によってに出版されました。
さて、このタイトルの意味することは何なのでしょう。

まずこのタイトルに基づいて、パタンジャリヨガスートラの1章12が紹介されています。

abhyāsa-vairāgyābhyāṁ tan nirodhah
アビャーサ ヴァイラーギャービャム タン ニローダハ
己を永続する為の内なる練習の継続、身体と思考を超えた己に留まり続けること、
そして識別を通して何にも執着しないことによって、あらゆる思考やマインドの中の変化の断滅がもたらされる

マジックは、自分の知覚の変化によって起こります。
自分自身に対する知覚、他者に対する知覚、そして世界に対する知覚の変化です。
ヨガの練習者にとってこの「自己の知覚の変化」が、一時的なものではなく、永久的なものであるということです。

小さな自己に対する一時的な認識は間違いで、この認識から離れること。
そして永久的な自己に向かって行くことこそヨガであり、マジックなのです。

「自己の認識を間違いないものとする」というその道のりは、内側に向かう孤独なものです。
ですから、自立を養うことが不可欠となってきます。
ここでいう自立とは、内側への依存、内側への信頼です。

そして、マジックを起こす秘訣は繰り返しにあります。
何かの先生であれば、誰しもがそういうかもしれませんが、シャロン先生も繰り返しの練習が実りをもたらすといっています。
そして毎日の練習が良いと言っています。
毎日の歯磨きのように習慣的にやることです。

出来れば朝一番に。
朝一番に行うと、練習の効果が1日継続されるからです。

朝一番が難しかったら、1日うちの早い時間に。
それも難しかったら寝る前の習慣にすると良いと言っています。

やがて練習の効果が蓄積されていき、そして実りを現すのです。
そしてその蓄積により、内側の世界と外側の世界が一致するのです。
『Magic ten and Beyond』では、シャロン先生の一致の体験についても紹介されています。
是非機会があったら、手に取ってみてください。

どうでしたか?
ヨガには沢山の学びがありますね。

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