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ヨガで五感を磨く:身体の声に耳を澄ませる

ryokowritten by 諒子:溝畑 諒子
スポーツの秋はランニングに挑戦中! ずっと苦手意識を持っていましたが、最近やっと走りながら心地よく呼吸ができるようになって来ました。呼吸が心地よくできること、どんな時も大切なポイント!

 

ヨガで五感を磨く:身体の声に耳を澄ませる

四季のある日本にいると夏の終わりや春の始まり・・・少しずつ変わってくる季節に浮き足立ったり、嘆いたりすること、あるのではないでしょうか。

もちろん私もその一人。
新しい季節の匂いや足跡を見つけては、よく心を躍らせています。風の匂いや食べ物、お花。季節の変化は私達の周りにたくさん溢れています。

同じように身体も、季節に合わせて変化しているのです。寒いとぶるぶる震えたり、鳥肌が立ったり。暑いと汗をかいたり。それは身体が居心地が良い状態を保とうとする反応。

それだけじゃない、目に見えていない身体の中のごく小さな反応だって、季節が進むごとに起こり続け、いつだって身体は私達が居心地の良い状態にいられるように最適化し続けてくれているのです。

有能な身体は適応し、変化し続けている

私達の身体ってとっても優秀! 地球の公転と自転によって変わり続け、進み続ける季節に合わせ、私達の身体も待ったなしで日々変化し続け中!なのです。

でも現代の生活で毎日忙しく生活をしているとそんなことは簡単に忘れてしまって、いつだって自分の身体は同じものだと思ってしまうもの。

毎日同じ時間に忙しく仕事や家事をして、毎日同じように生活していれば、昨日や一昨日とまったく同じ身体がそこにあると、当然のように思ってしまうものです。

そんな中で「いつものように」いかない自分にイライラしてしまう事もあるし、「いつもの」朝ごはんのメニューを食べてしまったり・・・気づけば季節が過ぎていた!なんてこともあるかもしれません。

私も会社員時代は、ファッション雑誌の特集で季節の変化を知るようなものでした。(笑)

日々自然に囲まれてゆったりのんびり、そんな生活を送っていたら自分の身体の変化に、四季の変化に簡単に気づけるかもしれませんが、現代の生活でそんなわけにはいきません。

だからこそ、そんな自分の身体の小さな変化を知るために、毎日ほんの10分でも呼吸を観察する時間を作ってあげる。身体を動かす時間を作ってあげる。
それが季節と自分の身体の変化をきちんと知るための、ひとつのコツなのです。

季節の訪れを感覚で味わう

少し体を動かしただけで汗をかく季節になると、夏の訪れに気づきます。夏はどうしても熱を持ちやすい身体から熱を発散させようと、胸回りが開きやすくなってきます。胸が開けば呼吸はしやすくなる。

そして身体を動かそうにも足先が冷たい時には、冬の訪れに気づきます。冬は肩をすくめて歩いているから、胸はなかなか開きにくいことに気づくかもしれません。

それだけではありません。いつも情報源として頼りすぎている目を閉じて、鼻から息を吸ったときに少しだけ匂うその緑の匂いは夏の訪れを教えてくれるし、お隣のご飯の匂いにお腹を空かせるその感覚は食欲の秋の訪れを教えてくれるかもしれません(笑)

呼吸をして、身体を動かして五感を研ぎ澄ませる事で感じられる季節の変化。身体の変化。その気づきは今日という日への感謝や季節の変化を楽しむ気持ちを育んでくれます。私達もこの大きな自然の一部。日々変化する季節をより楽しむために、呼吸を、身体を、整え続けてみてはいかがでしょうか。

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