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贅沢時間の過ごし方:インド音楽の楽しみ方

贅沢時間の過ごし方:インド音楽の楽しみ方
音・音楽は、ヨガのクラスの中で欠かせない要素である、という方もいれば、無音の方がクラスが気持ちいいという方などいろいろですね。ヨガっぽい音楽、というと癒し系の音楽を想像される方も多いと思いますが、実際にインドで奏でられていっる音楽は少し違います。 インド音楽というのは、主に南インドで演奏される「カルナータカ音楽」と北インドで演奏される「ヒンドゥスターニ音楽」という2種類があるんだそうです。ヨガや多くの人が耳にしている音楽は北インドの音楽が多いようです。 インド音楽の旋律はなんだか少し魅惑的な音階で奏でられています。この不思議な音階を「ラーガ」といいます。インド音楽はほとんどが即興音楽。演奏者たちは演奏する前に、この「ラーガ」のフレーズだけを決めておくんだそうです。

季節と感情を表す音楽

ラーガはそれぞれによって使用する音階が決まっています。それによって軽く明るい印象や逆に重く暗い印象、またはもの哀しい感じ、妖しい感じなど、曲全体の印象が決まり、そこに複雑に奏者の即興が入り込んで、ひとつの旋律が生まれます。 このラーガの種類は星の数ほどあるなどといわれることもありますが、それぞれなんと、演奏する時間帯や季節が決められているんです! 1日は12分割され、昼から夕方前に演奏されるもの、夕方から夜演奏されるもの、深夜に演奏されるもの、早朝から朝にかけて演奏されるもの、といった具合です。 これ以外にも、季節感を表す、雨季に演奏されるものや、春の訪れに演奏されるもの、などがあるそうです。ラーガは基本的に季節と感情を表現しているそうです。インドの人たちも季節の訪れには敏感だったのでしょうね。

のんびりゆったり。贅沢な時間の使い方

インドの音楽コンサートは、だいたい夕方から始まりオールナイトで続きくそう。ほとんどが朝に終わるため、多くの演奏家が入れ替わりで演奏し、お客様の方も入れ替わりで観覧するんだそうです。夕方から始まるため、夜になるとコンサート会場で寝ている人も多いとか。 また目が覚めたら音楽を聴いたり、食事を食べたりという感じだそうです。コンサートのメインゲストは最後の方に現れることが多く、明け方にはお客さんが一番多くなり、朝が来ると終わりを迎えます。 のんびりとゴロゴロしながらも、長く音楽を楽しむ。それがインド音楽の楽しみ方なのかもしれませんね。
2015年9月19日:加藤貞寿 インド民族楽器18弦シタールLIVE 開催
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